出資先のイノバセル株式会社が2月24日の新規上場を発表しました

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GFファンド出資先・イノバセル株式会社の新規上場(IPO)に関するお知らせ

公開日:2026年1月19日

GFファンド有限責任事業組合(以下、GFファンド)は、当ファンドの投資先である イノバセル株式会社(Innovacell Inc.)が、 2026年2月24日付で東京証券取引所へ新規上場することが決定したことをお知らせいたします。

イノバセル社は、再生医療・細胞治療領域に特化したバイオベンチャーであり、オーストリア・インスブルックに本拠を置く Innovacell GmbHの技術基盤を背景に、日本市場における臨床開発および事業展開を担う企業です。 自己細胞を用いた治療技術を中心に、難治性疾患や慢性疾患に対する新たな治療アプローチの開発を進めています。

上場概要

IPOサマリー
上場日 2026年2月24日
公開株式数(OA含む) 9,125,300株
公募株式数 8,400,000株
売出株式数 725,300株
オーバーアロットメント 1,368,700株
売買単位 100株
ロックアップ期間 180日
発行済株式数(上場前 → 上場時) 33,335,702株 → 41,735,702株
※調達資金は主に研究開発資金既存借入金の返済、ならびに運転資金等に充当される予定です。

財務状況(連結・抜粋)

イノバセル社は現在、研究開発を最優先とする成長フェーズにあり、臨床開発および製造体制構築への積極投資を継続しています。 バイオ・再生医療分野の特性上、商業化前段階では研究開発費が先行する構造にありますが、今回の上場により財務基盤の強化と開発スピードの加速が期待されます。

主要指標(百万円)
当期純利益 純資産
2022年12月期 ▲515 1,811
2023年12月期 ▲2,002 ▲1,737
2024年12月期 ▲2,392 ▲1,956
直近四半期(2025年9月期) ▲2,094 316

株主構成・経営体制

主要株主には海外バイオ投資ファンド、欧州系機関投資家、国内外のベンチャーキャピタル、経営陣が名を連ねています。 代表取締役Co-CEOはノビック・コーリン氏およびシーガー・ジェイソン氏が務め、臨床開発・資本市場・事業開発に精通した国際的な経営体制が構築されています。

GFファンドの投資方針と本件の意義

GFファンドは「日本人の健康寿命を10年延ばす」というミッションのもと、再生医療・バイオ・医療・予防医療・スポーツ・ヘルスケア分野を重点投資領域とし、 単なる資金提供に留まらず、事業戦略・資本政策・経営体制構築まで含めた伴走型支援を行っています。

  • グローバルに競争力を有する細胞治療技術
  • 高い参入障壁を持つ研究開発プラットフォーム
  • 臨床開発から事業化を見据えた経営体制
  • 医療的・社会的インパクトの大きい疾患領域への挑戦

上記の点においてイノバセル社は当ファンドの投資哲学と高度に合致する企業であり、創業初期段階より中長期視点で支援を継続してまいりました。

GFファンドのExit戦略および本件における位置付け

GFファンドでは、投資先企業の成長ステージに応じて、段階的に一部株式を売却しつつ、企業価値の最大化まで長期保有を継続する「パーシャル・エグジット戦略」を基本方針としています。

本件においても、 今回の新規上場に際して一部株式の売却による資金回収を予定しておりますが、 当ファンドは引き続き主要株主として株式の大部分を保有し、 中長期的な成長を継続支援する方針です。

再生医療分野は、臨床試験の進展、製品承認、市場投入、海外展開、安定収益化といった長期的な価値創造プロセスを必要とします。 GFファンドは、短期的な株価形成を目的としたExitではなく、事業成長と社会的価値創出を伴う企業価値の最大化こそが、最終的に投資家利益の最大化につながるとの考えのもと、上場後も責任ある株主として関与を継続してまいります。

今後について

イノバセル社の今回の上場は、同社の成長戦略における重要な通過点であると同時に、日本発の再生医療技術を世界へ展開するための基盤整備でもあります。 GFファンドは今後も、同社の研究開発、事業拡大、グローバル展開を支援し、再生医療分野の発展と社会的価値創出に貢献してまいります。

引き続き、GFファンドおよび投資先企業の成長にご期待ください。
※本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の有価証券の取得・売却を勧誘するものではありません。最終的な投資判断はご自身の判断でお願いいたします。
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